夜職サミット2022「コロナ禍で浮かび上がった性風俗の課題と構造、その歴史を探る」開催!

2012年から開催してきたセックスワークサミット、10周年の節目を記念して、夜の世界で働く方々が、より集いやすい場になることを目指して、イベント名を「夜職サミット」に変更しました。
本サミットのテーマは、「夜の世界と社会をつなぐ」。
夜の世界で働く人たち同士がつながる場をつくるため、そして昼の世界からは見えづらい夜の世界で起こっている課題を社会に発信していくために、多彩なゲストをお招きしてトークを行います。
夜職サミット2022「コロナ禍で浮かび上がった性風俗の課題と構造、その歴史を探る」
開催日:2022年5月13日(金)20時~22時
ゲスト:八木澤高明さん(ノンフィクションライター)
★今回のテーマ・・・コロナ禍で浮かび上がった夜の世界の課題。その構造を、歴史の視点から考える
2020年に始まったコロナ禍によって、夜の世界は大きな打撃を受けました。
自助の限界、共助の不足、公助からの排除など、新型コロナウイルスは、性風俗の世界に存在している様々な課題を浮き彫りにしました。
こうした課題や問題構造は、決してコロナ禍によって生み出されたものではありません。
それらが生み出された起源は、昭和から大正、ひいては明治や江戸の昔にまでさかのぼります。
性風俗の「これまで」(歴史)を知ることは、アフターコロナの世界における、性風俗の「これから」(未来)を考えるきっかけになるはずです。
今回のサミットでは、戦前の遊郭、赤線・青線、立ちんぼ(街娼)など、歴史的な考察を交えながら風俗や売春の世界で生きる女性たちを描いてきたノンフィクションライターの八木澤高明さんをお招きして、コロナ禍で浮かび上がった性風俗業界の課題の構造を、「歴史」の視点から考えていきます。