
障害のある人たちは、どのように自分や他人の性と向き合っているのだろうか。
それらの喜びや悩みは、障害の無い人たちと同じものなのか、それとも違うものなのか。
障害者の性の支援に長年携わってきた著者が、「純粋な天使」や「かわいそうな性的弱者」という画一的なイメージを取り払った上で、障害者の性の現状を8つのエピソードから解説。
そこから、障害にかかわらず自尊心の基盤であり社会参加の原動力でもある、人間にとっての本来の性のあり方というものが浮かび上がってくる。
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目次
はじめに
エピソード1 射精介助の現場から
エピソード2 メディアと障がい者の性
エピソード3 障がい者の結婚推進事業「ぶ~け」の挑戦
エピソード4 きょうだい・子どもの立場から見る障がい者の性
エピソード5 障がい児者の性教育
エピソード6 性犯罪の被害者と加害者
エピソード7 障がいとLGBT(ダブルマイノリティ)
エピソード8 性産業で働く女性障がい者
エピローグ 生と性のバリアフリーを目指して
イベント・書評・メディア掲載
2016年4月25日(月) 開沼博×坂爪真吾@下北沢B&B 「日本の性言論はなぜこんなに紋切型なのか?」
2016年5月3日(火) 中村淳彦×坂爪真吾@ジュンク堂書店池袋本店 「障害と風俗の現場から性を考える」
館内アナウンスも流れております。まだ若干の残席があるそうなので、参加希望の方はお急ぎ下さい! pic.twitter.com/sipnkKqK0X
— 坂爪真吾 一般社団法人ホワイトハンズ代表 (@whitehands_jp) May 3, 2016
2016年5月10日(火) 日刊サイゾー 母親による射精介助、タブー視される性教育……世間が黙殺する「障害者と性」の実情とは
2016年5月22日(日) 生と性のバリアフリーフォーラム2016 ~「愛される障がい者」から「愛する障がい者」へ~ @国立オリンピック記念青少年総合センター
ゲスト 平井威さん(明星大学特任准教授)、納谷まさ子さん(結婚推進室「ぶ~け」室長)、松村真美さん・小西亜弥さん(社会福祉法人南高愛隣会)
「ふつうの場所で、愛する人との暮らしを」をテーマに、障がい者の結婚推進事業を行っている長崎の社会福祉法人南高愛隣会「ぶ~け」の皆様、及び「ぶ~け」と共同研究を行っている明星大学の平井威さんをお招きして、トークセッションを行いました。

2016年5月26日(木) ダ・ヴィンチニュース 障がい者が性的に自立したら…乙武さん不倫騒動は、障がい者の「性」を考える上で、大きな気づきを与えてくれた
2016年6月5日(日)河合香織×坂爪真吾@文禄堂高円寺店 障害者にとって<性>とは何か。
2016年6月9日(木)上野千鶴子×坂爪真吾@八重洲ブックセンター 「障害者の<性と生>、いま何が問題か?」
坂爪真吾さんと上野千鶴子先生、お疲れ様でした。上野先生がズバズバ切り込んでいき、坂爪さんの困った顔が過去最高に見られたとの声も。二村ヒトシさんの会場からの質問が、上野先生の問題意識を逆側から突いていたという意外な展開も、最高でした。 pic.twitter.com/XnqVpjh9ec
— 藁 (@warakoichi) June 9, 2016
今日坂爪真吾さんと『セックスと障害者』(イーストプレス)のトーク。終わりにみごとな深紅のバラの花束をもらった。息子はいないが、なんだか母の日のプレゼントされたみたい。
— 上野千鶴子 (@ueno_wan) June 9, 2016