ホワイトハンズ

障がい者の性や関連する書籍のご紹介

風俗嬢のその後 (ちくま新書 1847)
 

前代表の坂爪真吾が、3月10日に新刊『風俗嬢のその後』(ちくま新書)を刊行いたします。

 

今回のテーマは「風俗嬢のセカンドキャリア」です。312ページのボリュームで、13名の元風俗嬢の方々へのインタビューを行い、夜職を卒業して「脱がずに生きる」ことができるようになるまでの過程を語って頂きました。

そのうえで、彼女たちが夜の世界で・源氏名で働かざるを得なかった事情や原因を分析し、それらを解消するために必要な条件や支援の提言を通して、「誰もが自分の名前で働き、経済的・精神的に自立できる社会」を実現するためのロードマップを描き出すことを目指した野心的な一冊です。

当事者・元当事者の方はもちろん、女性支援や若者支援、シングルマザーや生活困窮者支援、社会的養護に携わっている支援者・専門職の方々にもぜひ読んで頂きたいです。発達障害や精神疾患との関わりも出てきますので、障害福祉関係者の方にもお目通し頂けると嬉しいです。

帯の超美麗イラストは、『スワイプ』『ASK』などの話題作を描かれているマンガ家の東西さんに描いて頂きました。

以下のホワイトハンズのページからご予約頂けると、売上の一部がホワイトハンズの運営資金になります。風俗嬢の「その後」の人生、そしてセカンドキャリアの問題にご関心のある方は、ぜひ!ご予約をお願いいたします。

障がい者専門風俗嬢のわたし (シリーズ立ち行かないわたしたち) 単行本
あらい ぴろよ (著), 小西 理恵 (企画・原案)

 

長い間、蓋をされてきた「障がい者の性」の現実や偏見に立ち向かう――。

 

『マツコの知らない世界』などを手掛けてきたディレクター三谷三四郎氏によるYouTube番組「街録ch あなたの人生、教えて下さい」に出演し800万回再生を記録した一般社団法人「輝き製作所」代表で現役風俗嬢の小西理恵氏と『虐待父がようやく死んだ』『女性の死に方』など、センセーショナルなテーマを描いた作品に定評のある漫画家・あらいぴろよ氏によるセミフィクション。

 

【あらすじ】デリヘルで学費を稼ぎ、念願の看護師になった主人公つくしは、ある動画配信で「障がい者専門の風俗嬢」の存在を知る。そこで語られていたのは、あることがないことにされタブー視される「障がい者の性」の実態だった。自分の体験とも重なり奮起した主人公は、その世界に飛び込むことを決めるが――。知的障害の弟を持つ姉からの相談、ヘルパーによる介護が必要な20代男性、メンタル不調で治療中の女性……つくしは、様々な立場のお客さんに向き合い、先輩しずくに支えられながら前に進んでいく――。

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