ホワイトハンズ代表就任のご挨拶

2024年4月1日付

この度、坂爪真吾氏の辞任に伴い、ホワイトハンズ代表の職を拝命した菅原保秀と申します。まず初めに、長年にわたりホワイトハンズの発展に尽力されてきた坂爪氏の努力と献身に、心から敬意を表します。

坂爪氏との出会いは、私がホワイトハンズの一利用者としてコンタクトを取ったことから始まりました。その時期は、「セックスボランティア」という著書によって障害者の性に対する関心が高まっていましたが、多くの関連活動が縮小していく中、ホワイトハンズだけが、活動を継続していました。

坂爪氏は私に対し、関西エリアでの代表就任、求人・運営の担当、およびスタッフ研修の協力を依頼しました。無茶な要求ではありましたが(笑)、この挑戦を共に乗り越えることになりました。スタッフ募集や法人化への挑戦など、多くの困難がありましたが、これらの経験は私たちの成長につながりました。

ホワイトハンズは皆様の支援のおかげで、高い知名度を獲得することができました。今後も、「新しい性の公共をつくる」というスローガンのもと、社会に必要とされるサービスを提供し続けるとともに、ホワイトハンズが必要ない社会の実現を目指します。皆様の変わらぬご支援、ご協力、そしてご鞭撻を心よりお願い申し上げます。

ホワイトハンズ代表
菅原保秀